
Dell XPS 17 9700 レビュー ( デルアンバサダープログラムに参加しています )
xps 17 9700
この記事では、デル・アンバサダープログラムでDell 日本様からお借りした、XPS 17を紹介します! また、このPCのゲーミング性能やディスプレイ&キーボードの使い心地についても紹介。アップル MacBook ProのライバルでもあるDELL XPSの実力をチェックします。
目次
1. DELL XPS 1 7 (9700)ってどんなマシン?
3.1 最新版 GeForce Experience をインストール
3.3 GeForce Experienceを使用して美しいスクリーンショットを撮影する
4.1 XPS 17のディスプレイは4Kタッチパネルも選択可能
4.3 動画編集のプロフェッショナルも使用する XPS (Adobe Premiere Pro)
1. DELL XPS 17 (9700)ってどんなマシン?

デル XPS 17は、XPS 15の上位機種で15インチサイズのボディに17インチディスプレイを搭載したパワフルなノートパソコンです。CPUは高性能な第10世代インテルCore i9を搭載、グラフィックボード(GPU)にはNVIDIA GeForce RTX™ 2060搭載でグラフィック性能を高めています。
この高性能なグラフィックボードと高画質・大画面ディスプレイ(3840×2400)により、ゲーミングPC並みの迫力でオンラインゲームをプレイすることも可能です。サウンドシステムは、XPS15より大型化したスピーカーにインテル・スマート・サウンド・テクノロジー(SST)搭載で、大迫力の音響でゲームや動画視聴ができます。他にも、大画面を活かした各種書類作成、Web編集や高度なビデオ編集ができるのもデルXPS 17の魅力です。
2. XPS 17スペック

ここでは、デル XPS 17の主なスペックを紹介。CPUは高性能な第10世代インテルCore i9で、メモリは32GB搭載でどんなアプリも素早く動きます。CPUやメモリはオプションで変更可能です(CPUは現在、第12世代インテルCoreシリーズが選択可能)。GPU(グラフィックボード)は、NVIDIA GeForce RTX 2060を搭載しているので、オンラインゲームや動画編集に威力を発揮します(GPUは現在、NVIDIA GeForce RTX 3000シリーズが選択可能)。
ディスプレイは17インチの4Kディスプレイで高精細な映像を映し出します。重量は約2kgとかなり重いですが、大画面デスクトップ並みの性能のマシンを持ち運べると考えれば納得。XPS17は、外部ディスプレイを接続して使用すればさらに威力を発揮しますが、通常のノートパソコンとは比較にならないほど広い画面(3840×2400)で作業できるので、デスクトップパソコンに近い感覚です。
Dell XPS 1 7 ( 9700 ) スペック
プロセッサー | 第10世代Intel Core™ i9-10885H (8コア、16MBキャッシュ、最大5.3GHzまで可能) |
OS | Windows 10 home 64 bit 日本語 |
メモリ | 32GB DDR4 |
ハードドライブ | 1TB PCIe M.2 SSD |
グラフィックボード | NVIDIA🄬 GeForce RTX™ 2060 6GB GDDR6 |
ディスプレイ | 17.0インチ UHD+(3840×2400)フレームレスタッチ 反射防止 500-Nit ディスプレイ |
本体サイズ | 高さ:19.5mm |
幅:374.45mm | |
奥行き:248.05mm | |
重量 | 約:2.11kg~ |
3. XPS 17 のゲーミング性能をチェック

ここでは、Dell XPS 17の実力を確かめるために、GeForce Experienceを使用してゲームをプレイしてみました。GeForce Experienceは、NVIDIA DLSSなどのAIを使用したグラフィック性能を強化する機能が搭載されています。最新のNVIDIA GeForce RTX4000シリーズは、NVIDIA DLSS 3に対応。
今回のXPS 17のGPU(グラフィックボード)は、GeForce RTX 2060なので高度なゲームも楽しめる仕様になっています。今回お借りしたXPS 17は、CPUがCore i9でメモリも32GBなので、余裕をもってオンラインゲームを楽しむことができました。XPS 17を使用して、仕事や勉強の息抜きにゲームをするのもいいですね。
3.1 最新版 GeForce Experience をインストール
NVIDIA GeForce Experienceは、対応した最新ゲームなどの動画配信・録画・スクリーンショットなどができます。今回は、デル XPS 1 7(GeForce RTX2060 )を使ってこのツールを使ってみました。
※GeForce Experience 公式ページ&対応ゲームの情報はこちら。
またGeForce Experienceの中のNVIDIA DLSSは、AIを使用したテクノロジでゲームパフォーマンスを劇的に向上させます。今回は、試しにNVIDIA DLSS対応ゲームをインストールしてプレイしてみました。対応ゲームをインストールすると、GeForce Experienceに自動的にサムネイル表示してくれます(下図)。


3.2 閃の軌跡Ⅳ (Nihon Falcom)
XPS 17でSteamを使用して、オンラインゲームをしてみました。17インチの大画面4Kディスプレイ+専用のオーディオシステムのおかげで大迫力のゲーミング体験が味わえます。GeForce ExperienceのNVIDIA DLSSにより、よりリアルにゲームを表示してくれました。Falcom作品は、NVIDIA DLSSに対応ゲームです。他にも同社のイースⅩなどにも対応しています。

3.3 GeForce Experienceを使用して美しいスクリーンショットを撮影する
NVIDIAの公式ページには、ゲームの美しいスクリーンショット画像が掲載されています。GeForce Experienceを使用すると、美しいスクリーンショットを撮影することができます。

4. XPS17のディスプレイとキーボードをチェック

デルXPS 17のディスプレイは、4KのUHD+で通常のディプレイより鮮やかな映像を映し出すことができます。デル Alienware 17インチは1920×1080のFHDなので、XPS17の4K(UHD)ディスプレイの方がより鮮明です(下図)。
XPS 17は、解像度(3,840×2,400)が高くて画面が広いので、Wordでの書類作成やWordPressでのウェブ編集などがとても快適に作業できます。ゲームをしていても、通常のノートパソコンよりもリアルな映像を映し出すことが可能です。
最新版のXPS 17は、第12世代のインテルCoreシリーズCPUやNVIDIA GeForce RTX 3050/3060なども選択できるので、よりゲーミングPCのスペックに近くなっています(今回お借りしたスペックでも十分過ぎますが)。そのため、このXPS 17の本領を発揮するには、外付け大型ディスプレイを接続して本器をサブディスプレイとして使うと、各種編集作業などに強いはずです。
今回のXPS 17はせっかくの4Kディスプレイ搭載なので、大型ディスプレイを使わないと勿体ないかもしれません(4Kタッチディスプレイはオプション扱い)。大型ディスプレイを接続したXPS17は、デスクトップ機と遜色のない性能を発揮します。前回お借りしたデルAlienware 17もそうでしたが、今回のXPS17はスペック的にも高性能デスクトップと同じくらいなので、部屋にデスクトップを置くスペースはないけど高性能なマシンが欲しい人にとってピッタリだとと思います。
4.1 XPS 17 のディスプレイは4Kタッチパネルも選択可能
XPS 17はオプションで4K・タッチパネルのディスプレイを選択可能です。今回お借りしたXPS 17には、4Kタッチパネル搭載で3840×2160の解像度で鮮やかな描写を可能にしています。また、外付けの大型ディスプレイに出力しても、十分にそのパフォーマンスを発揮してくれそうです。
このXPS17はそのまま使用しても、大型の17インチディスプレイを使用してデスクトップのように使用できます。動画編集などでさらに広い画面を使用したい人は、外付けの大型ディスプレイでデスクトップ感覚で使用可能です。どちらにせよこのXPS 17は、その画面の広さから普通のノートパソコンとは違い、一段上の快適性を備えたノートパソコンと言えます。
FHD(Full HD)とUHD(4K)の解像度の違いは以下の画像です。FHD、2K、4Kと解像度が上がるたびにより高画質な画像が表示できます。
4.2 XPS17 のキーボードはキータッチが素晴らしい

XPS 17のキーボードはキータッチがとてもいいです。キーの打鍵音がとても小さく、スムーズに文字を入力することができます。また、トラックパッドも大型で使いやすいです。キーボードのサイズは15インチと同じで、その分17インチはスピーカー部分の幅が広くなっているのが分かります。これはアップルのMacBook Proと比べても、好感の持てるキーボードで、好みもあると思いますが個人的にはとても気に入りました。
このキータッチの心地よさは、XPS 15よりも上という印象。用途的にもXPS 17はデスクトップのように使用できるので、腰を据えて様々な作業をするのにもこのキーボードは適しています。
4.3 動画編集のプロフェッショナルも使用する XPS 17 (Adobe Premiere Pro)
動画編集のプロもXPS 17を称賛しています。NVIDIAの公式ページで、Adobe Premiere Proを使用した動画編集の様子がYouTubeで紹介されています。動画編集に欠かせないSDカードスロットを備えたXPS17は、動画編集の素材を投入するのも簡単です。
また17インチ4K解像度の大画面は、Adobe Premiere Proなどのソフトウェアで、様々なパレットを一度に表示できるので作業効率が大幅にアップします。もちろん、プロ仕様の解像度を誇る外付け4Kディスプレイも作品制作に欠かせないアイテムです。処理の重いAdobe Premiereを動かすときも、XPS 17なら簡単にサクサクと動画編集・アップロード可能。このようにXPS 17は、パソコン初心者からプロフェッショナルユーザーまで対応してくれます。
5. まとめ

デル XPS 17は、高性能CPU&大容量メモリ、そしてNVIDIA GeForce RTX グラフィックボードを搭載したオールマイティなノートパソコンです。その性能は高性能なデスクトップに引けを取らず、実際に外付け大型ディスプレイを接続すればデスクトップパソコンに変身。
もともと、XPSシリーズは外付けの大型ディスプレイを接続して使用するのにも適していますが、このXPS17は最もデスクトップに近い環境で動作するノートパソコンです。しかも、このXPS17はノートパソコンなので持ち運んで様々な場所で使用することができます。そして、4K解像度の17インチの画面で作業できるので快適性と作業効率が高いです。また、マシンの騒音も静かでAlienware 17と比較してもとても静かで作業やゲーム・動画視聴に集中できます。
今回は、ウェブ編集やオンラインゲームなどを試しましたが、動画編集をメインに行っている人はより有難さを実感するはずです。また、広い画面を使用する音楽制作(DTM)などにも適していると思います。デルXPS17は、処理速度が高速でストレスを全く感じないので、どんなアプリも高速に処理できるところが魅力です。Web編集や各種書類作成なども、広い画面を活かしてテキパキと作業を進めることができます。デル Alienware m17 R4の所でも書きましたが、現在は”ノートパソコン”や”デスクトップ”と分けて考えずに、どちらを選んでも最高の性能を使える時代になったのだと思います。
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