目次
- 「風の時代」の生き方は自分でアレンジすることを好む時代
- 「風の時代」は嘘?「自分探し」は何歳までに終える必要があるの?
- 「風の時代」のブームは自分で作り出すって本当?
- 「風の時代」は嘘くさい?具体的に何が変わるの?
- 「風の時代」コロナ後にベーシックインカムが導入されると生き方はどうなる?
- 「風の時代」の生き方は創意工夫が求められる「知恵の時代」
- 「風の時代」の生き方は?(コロナ後の世界の生き方・生きやすい人)まとめ
1.「風の時代」の生き方は自分でアレンジすることを好む時代
風の時代の特徴とは、自分が満足できるように自分でアレンジする時代と書かれていました。 それは、仕事も恋愛も住まいも食事も趣味だって同じです。結局、これって「自分探し」と同じじゃない?と思う人もいるかもしれませんが、その通りだと思います。
某有名企業の経営者の方で、早めに仕事を引退して家族と過ごすという話を聞いたことがあります。これも、自分でアレンジして余生を生きる・生き方を考えるということですよね。しかし、余生というよりも、これが彼にとってのメインの人生なのかもしれません。これが価値観の違いだと思います。 風の時代に生きやすい人は、自分のペースで進める人だと思います。反対に風の時代に生きにくい人は、人の真似をしている生き方が安心する人だと思います。
2. 風の時代は嘘?「自分探し」は何歳までに終える必要があるの?
自分探しは、30代までです。よく医師が読書は30代までで、それ以降は知識は増えるけど、思考を深めるような効果は薄いという話を聞いた事があります。確かに、30代を過ぎて熱心に読書をしている経営者は少ないと思います。仕事や家庭が生活の中心になっている人がほとんどなので。趣味や遊びは、何歳になっても挑戦できると思いますけどね。
つまり、読書体験や様々な体験を経て、自分探しを終える必要があるのは、30代の終わりだと思っています。それ以降は、日常や家庭・仕事が忙しすぎて「自分探し」や「読書」を熱心にしている暇はないからです。これは、事実だと思いますので、すでに30代が終わってしまった人は諦めましょう。
教育が専門の斉藤教授も「基礎学習は、勉強不足に気づいても取り返しがつかない」と語っています。生き残る人、生き残れる人になるためにも、「基礎学習」「読書」(『テクノロジー思考』蛯原健 著)「自分探し」は必要だと思います。
3.「風の時代」のブームは自分で作り出すって本当?
これはウソです。ブームは、お金持ちや貴族・有名人・芸能人が作り出すもので、コミケなどの例外はあると思いますが、SNSに登場するようないきなり現れるブームは一般の人では作る事ができないと思います。 ツイッターのトレンドや、ツイッター自体はもはや時代遅れだと思います。人々がテキストとGIF動画をこのまま望んでいるとも思えません。
ひろゆきさんの本の広告にも、2ちゃんねるのサイトを見ている人は、ほんの◯%と書いてありましたが、おそらく一桁台なのでしょう。ツイッターも世の中の意見のように思われていますが、実際は全く違います。寧ろ対談で、「ツイッターでは、、」と発言したジャーナリストに不快を覚えている専門家もいました。「おまえは、何を言っているんだ?」という感じでしょうか。
今も、ツイッターではマスクをしていない人達を責めたりしていますが、現実の世界ではマスクをしていないからといって口論にはなっていません。ツイッターの人達だけが誤った世の中の見方をしているとも言えるし、現実の世界では恐らくそこまでの緊張感を人々は持っていません。現実は常に自分が見た所にあります。しかし、今後はネットと現実がよりリンクしてくることは間違いありません。しかし、ガラパゴスといわれてしまう日本では、世界からの流れに遅れる可能性がありそうです。
4. 風の時代は嘘くさい?具体的に何が変わるの?
風の時代という言葉は嘘くさいのでしょうか?
・今後、10年から20年後までに、現在の仕事の半分はAI・IoT・ロボットが代わりにやるようになると言われています(新聞に書いてありました)。そのため、SF映画・アニメのように家で仕事をする人が増えはずです。
・癌の特効薬も開発されるので人間の苦痛が半減(そこまで生きていればの話)。
・結婚してもしなくてもいい(自由)。
・家は山の中でも都会でもどこでも自由(パソコンとスマホがあれば生活が完結)。
・食べ物はグルメよりも簡単で栄養のある物になる。またはAIによる自分に合ったものを食べる。(効率的に栄養を補給・人工肉など・現在でも、20代は肉は食べない傾向)。
・少子化になる。
・ベーシックインカムが導入(仕事よりも人生が重要になる。この手の文化や人種の話は日本は世界から遅れていますが、それでも今朝のラジオで、仕事よりも日常が重要になるというテーマで話をしていました)
5.「風の時代」コロナ後にベーシックインカムが導入されると生き方はどうなる?
NTTが各国と共同で開発している、NTT IOWN(アイオン)という仮想現実と現実の融合した技術は、社会や文化とも深く関わりをもっています。また、ビットコインなどが保管されているブロックチェーン関連のテクノロジーの内部も、社会と深い関わりを持っていて、その流れは常に止まることはないでしょう。
そのため、コロナ後(コロナウイルス発症後の後遺症とは?)はより現実とテクノロジーが親密な関係になり、日常生活とテクノロジーが切り離せない時代になってきます。 今まで、やりがいがあると思っていた社会への貢献という「正義の仕事」の価値は変わらずに残ると思いますが、その一方で優れた技術者や労働者は、より少ない労力で仕事を進めようとするでしょう。これが、仮に「正義の仕事ではない」とすると、そこにはやりがいがないかと言うとそうではないでしょう。今後は、報酬の多い少ないに関わらず、「自分がやりたい・価値がある」と思った仕事をしていくことになるのだと思います。
しかし、人が前の時代のように稼ぐ事をやめてしまったわけではないと思います。 「情熱・やりがい・自分にとって価値がある」仕事がすなわち社会が求めている仕事とも一致してくると思うので、その生き方を選ぶ方が自然と報酬も上がっていく世の中になるのだ考えます。そして、仕事に就けない人々はどうするのかというと、社会の流れで好きな仕事をする人だけが働いているのに、お金を払ってまで嫌な仕事をさせるわけにもいかず、恐らくベーシックインカムを導入する流れになるのでしょう。ベーシックインカムは、10%の努力で生きると言えるかもしれません。
そうすると、「ベーシックインカムによって働かずに生きる人々」と「自分のやりがいを元に仕事に取り組む人」に分かれるのではないでしょうか?その時に大切なのが、「自分にとっての生きる意味・やりがいのある何か」なのだと思います。これは、先ほどの「自分とは何か・自分探し」にも繋がってくる話です。
しかしながら、社会の構成はデジタルの世界のように割り切る事もできません。そのため、ベーシックインカムに反対する人も出てくるでしょう。そして、世の中の多くの仕事が自動化されても、無意味な単純労働を続けて暮らさなくてはいけない人もいるかもしれません。現在のコロナがマスコミによって操作されて人々が混乱しているように、コロナ後は、人々を煽動してより労働意欲を植え込むような動きもあるかもしれません。
[…] 個人的に見ても、今回のフリーライター転身はチャレンジでもあります。医療や介護の未来については、個々人に最もふさわしい治療や支援策を提供する「個別化」がキーワードになると言われ、最近叫ばれる、「風の時代」という言葉でも個別化のような時代が来ると言われています。そのため、私自身もリスクを覚悟でフリーランスライターに挑戦してきました。大変なことですが、続けたいと思う限り継続していきたいと思っています。WordPressのブログを構築したり、フリーライターを始め方や継続の仕方のノウハウや参考書というものは、一切読んでいません。それは、自分の中の「やってみたい」という思いを出発点にして全て自分で考えてやってきているからです。これも一種の「個別化」だと思います。日産R35GT-Rの開発責任者だった「水野和敏」さんも、日産に入社してからこれまで、参考書や技術書は一切読んでいないと彼の著書に書かれていました。考え事をするときは、会社の休み中、部屋に籠って真っ白い紙にクルマに対するあらゆる考えを書き出していったということです。これは、クルマの仕組みやエンジンの仕組みさえ知っていれば、それを元に原理原則の方式で考えれば必ず答えは出るという考えからきています。私も、それを真似して30代までに手に入れた知識や経験だけを活かして、何も参考にせずにただ自分で考えることだけで問題を解決しようとしています。そうしていると、反対に大変になってくるのが「問題を発見する」ことだと気づきました。ルーチン的な仕事をしていると、問題すら発見できなくなってしまうからです。そうなると、問題に取り組むモチベーションが失われて、普段の仕事すらつまらないと思うようなこともあります。それは、個人的にも来年の課題になってくると思っています。 […]