ソニー NURO光回線の仕組みとは?(コラム)

 

NTTなどの光回線とSONY NURO光の違いとは?

ここでは、最近話題の光回線NURO回線の仕組みについて説明したいと思います。NUROはソニーが発売している光回線サービスです。NTTなどの通常のキャリアの回線と何が違うかと言えば通信規格が違います。

NTT GE-PON

SONY NURO GPON

GE-PONというのは、光回線の回線をそのままイーサネット通信として使用できる汎用性の高い通信方式です。ですので、マンションなどの集合住宅では、家まで直接光回線を引かなくても、従来の電話線をONU(回線終端装置)に接続すればそこから、LANケーブルや無線ルーターでインターネットが使用できます。その分、ONUやその他の設備もコストが安いというメリットがあります。

GPONというのは、IPv6専用に作られた通信方式で確か欧米ではこちらが一般的です。NTTはIPv4とIPv6兼用なので古い設備でもIPv4で通信できるというメリットがあります。しかし、NUROはIPv6専用回線なので、新しく光回線を引いて専用のONUを設置する必要があります。一軒家ならどちらにせよ、1本の光ファイバーとONUを設置するので工事自体は何も変わりません。しかし、マンションや集合住宅の場合は、今度は部屋の中まで直接光ファイバーを引く必要があります。専門的な話では、VDSL集合装置というマンションに設置してある巨大なルーターのような大元の器機を介す必要がありません。つまり、停電でこの機械が停止するとインターネットが使えなくなりますが、NUROなら恐らくそのまま使えるはずです。それがNUROのメリットになるかもしれません。しかし、一軒家ではなんの関係もない話でもあります。

結局NUROは必要なのか?

現在はスマートフォンなどの無線通信規格の方が早くなってきています。現在の4Gでもすでに光回線を超えたという話もよく聴きます。最新の4G LTE通信が3Gbpsから5Gbpsくらい出るとすれば、NUROの下り2Gbpsよりも圧倒的に速いということです。下のGIGAZINEの記事『もはやWi-FiはキャリアのLTE電波網よりも通信スピードが遅いことが浮き彫りに』にも書いてありました。

https://gigazine.net/news/20181126-mobile-network-faster-than-wi-fi/

結論はもう5Gの時代なのでNUROは必要ありません。5Gも本来は回線の速度が売りでなく、数十万台かそれ以上の器機と同時接続できることが売りです。つまり、あなたの個人情報と行政のデータシステムや街やお店やクルマなど全てが一つの5Gスマートフォンと繋がります。だから高速大容量である必要があり、5G対応のゲームやVRは高価な5G端末を購入してもらうためのアピールと言えます。

1件のコメント

  1. […] ソニーのNUROがIPv6専用回線で速い理由は、NTTとは違う独自の回線とG-PONという独自のONU(回線終端装置)を使用するためです。そのため、NTTの回線とGE-PONという違う規格を使用したNTT回線でのIPv6回線では、従来のIPv4とほぼ同じスピードテストの結果になることが多いのです。 […]