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VMware on IBM Cloudとは何ですか?(a FujiFilm Case Study)

https://www.ibm.com/jp-ja/it-infrastructure/servers/mainframes

Table of contents

What is VMware on IBM Cloud?

Case study(FUJIFILM + IBM)

Summary

 

What is VMware on IBM Cloud?


VMware on IBM Cloudは、オンプレミスに構築したVMware環境とほぼ同じものをクラウド上で実行できるようにするIBMの仮想サーバーサービスです。これにより、オンプレミスからの移行が容易で必要なアプリケーションをクラウドに移行することができます。その際、オンプレミスで実行しているプライベートクラウドが存在している場合は、VMware on IBM Cloudと組み合わせてハイブリッドクラウドとして運用することができます。これにより、既存のリソースを無駄にすることなく、クラウドに移行することができます。オンプレミのプライベートクラウドには、IBM Cloud Privateを使用することにより、2点間のデータを共通に運用でき、データをシームレスに管理することができます。

統合管理には、vCenter on IBM Cloudを使用します。VMware on IBM CloudはVMware Cloud on AWSと比較されることもあります。実績では、IBMの方が優位で世界中に40拠点以上のデータセンターを持つ一方、AWSの方はUSの1リージョンとなっています。実績はIBMが1,400社以上とAWSよりも多いと推測できます(AWSは2017年8月からサービス開始)。また、大きな特徴として、VMware on IBM CloudがVMwareの運用管理がお客様主導なのに対し、VMware Cloud on AWSはVMware主導という点です。そのため、AWSでは、vCenter Serverは利用できません。IBMの方はサーバーを専用線で接続可能です。これにより、緊急時の回線切断にも対応します。AWSは1拠点しかないことを考えると仕方なのないことですが、こちらはより規模の大きなシステムを想定しているか、AWSの堅牢性のためではと考えました。

サーバーはIBM、AWSともベアメタルサーバーを提供します(AWSは初となる)。また、IBMはGPUの利用ができますが、AWSの方は利用できません。VMware on IBM Cloudは、より多くの研究開発に利用されていることからも、GPU役割は大きいと感じます。VMware Cloud on AWSは、165のAWSサービスが利用できる点が一番のメリットです。AWSサービスと組み合わせると、その可能性はさらに広がります。

Case study(FUJIFILM + IBM)

最近では、新型ウイルス治療に富士フィルムHDのグループ会社が創出した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」が有効だと、中国政府が発表しました。写真技術からテクノロジー企業となった富士フィルムの技術を陰で支えるIT基盤も重要な役割を果たしたことでしょう。富士フィルムは写真フィルムの製造からスタートしています。写真フィルムの設計はとても複雑であり、高い精度の技術が要求されます。そこで使った原材料やプロセス、システムが今の富士フィルムのテクノロジーに活かされています。現在の富士フィルムは、写真技術の他に、医療機器、スキンケア、医療システム、光デバイス、記録メディア、半導体材料など多様です。VMware on IBM Cloudは、電気工学、電子工学、画像分析、画像処理、ソフトウェアなどの研究開発に活用されています。

富士フィルム株式会社は自社のIT基盤をオンプレミスからクラウド環境へ移行すること決めました。富士フィルムは、パブリッククラウドを選定するために9社のサービスを比較検討しました。そして、パフォーマンスと移行する際の業務への影響を最小限に抑えられると判断し、VMware on IBM Cloudの採用を決定しました。

富士フィルムのオンプレミスをクラウド環境に移行する時に使用したのは、IBM Cloudと既存オンプレミスのハイブリッドクラウドでした。まずは、IBMのベアメタルサーバーにVMwareを構築します。これが、「VMware on IBM Cloud」です。ゲートウェイやファイヤーウォールはIBMのKubernetesプラットフォームである「IBM Cloud Private」で稼働することにより、「共通の運用」「同じ仮想化基盤」「シームレスなネットワーク」を可能にしています。オンプレミスとIBM cloudのVM環境を※1 VMware NSXを利用したL2延伸によりシームレスに接続することにより、ハイブリッドクラウド環境を統合管理できるようになっています。

※1 VMware NSXはネットワークコンポーネンツ(ルーター、スイッチ、ファイヤーウォール等)をソフトウェアで提供するネットワーク仮想化プラットフォームです。

Summary

さて、ここまでVMware on IBM Cloudを紹介してきました。IBMのクラウドサービスの特徴は中小企業から大企業までの豊富な実績があることです。IBMの各種サービスを見てもそれは分かります。サーバー1台を個人に販売する所から始まり、大企業の大規模システム構築まで手がけています。VMware on IBM Cloudは、今までVMwareを使用してオンプレミスで稼働していたIT基盤をクラウドに移行するきっかけになります。それにより、今後ハイブリッドクラウドを導入する企業が増えると予想できます。

ハイブリッドクラウドを使用する時に重要な役割を果たすのがコンテナ技術の「Kubernetes」です。Kubernetesは異なるクラウド環境でもアプリケーションのデプロイが可能です。そのため、クラウドへの移行も容易になります。また、IBM Cloudは、サーバーの拡張が容易で、IoTによる大量のデータを保管するのに役立ちます。また、ディープラーニングなどの大量のデータ処理が必要な場面にもIBM Cloudが活躍します。IBM CloudにもAWSのように様々なサービスを展開しています。ぜひ、公式ホームページで各社の導入事例などを参考にしてみてください。きっと、新しい発見と閃きを感じるはずです。この記事は、IBM Cloudのほんの一部分にしか過ぎず決して完璧でもありませんが、建設的に受け取ってくれると嬉しいです。最後まで読んでくれて、どうもありがとう。

 

参考URL:

https://www.ibm.com/downloads/cas/NAWYVMNM

https://www.fujifilm.com/innovation/technologies/

https://www.networld.co.jp/sp/vm_nsx/about_1.html

https://it.impressbm.co.jp/articles/-/15205

https://aws.amazon.com/jp/vmware/





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