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JDMとは?(What is JDM?)

 

JDMとは、日本国内で販売されている自動車や日本純正パーツやアフターマーケットパーツを使っての改造を差すようだ。私はJDMの聖地に住んでいるので、毎日、370Z Nismoや下品にカスタムされたR33 GTRやR32GT-Rをよく見かける。海外の人にとっては人気のカスタムかもしれないが、ここに日本においては、毎朝のお茶と同じくらいに当たり前の光景だ。住宅街の真ん中から800PS近くのR33 GT-Rに乗って仕事へ通勤する者もいる。その時、私はオンボロのアパートに住んでいたのだが、いつも窓ガラスがビリビリと震えていた。GT-RのRB26DETTエンジンはノーマルでは大人しいが、改造すると悪魔に豹変する。近くの住民達はみんな迷惑しているようだったが、よく見ると近所の住民達のガレージにも純正のZ33やBMW 7シリーズなどが停められていた。ようするに、この辺りに住む人は例外なくクルマ好きばかりなのだ。

Toby ParsonsによるPixabayからの画像

最近、YouYubeで日本に来て、アフターマーケットパーツのショップを取材していたりするのを見かける。今、日本人はこういう店にはあまり行かない。みんなネットでパーツを購入するからだ。おそらく、店の宣伝にもなるからやっているのだろう。それか、単なる物好きかだ。日本で有名なアフターパーツと言えば、TEIN、ENKEI、HKS、KAKIMOTO(Person name derived from persimmon)、Volk Racingなどがある。オレンジのウインカーやブラックのテールランプ(これらは日本のバイクカスタムでも見られる)、カーボンパーツ、フロントリップスポイラー、ブラックホイール、MOMOステアリング、バケットシートなどのパーツを使ってカスタムするとJDMと呼ばれるようである。R32スカイライン・タイプMには自動で格納する小さなフロントリップスポイラーが最初から装着されている。実際にそれは、ほとんど小さくて見えず、いかにも日本人らしい、ひかえめな演出をしている。



Andrew PoyntonによるPixabayからの画像

他のGT-Rカスタムでも、そのような「純正スタイル」が国内外で人気のようである。例えば、GT-Rの純正リアスポイラーや純正フロントリップスポイラーなどのパーツだ。これらの車を中古で購入して高速道路を走ると、パーツが外れて地面に引きずることになる。日産のリアスポイラーはどれもすぐに腐ってしまうので、中古車を納車するときは、完全にスポイラーを取り外してしまうこともある。よく、スポイラーを付けない日産のスポーツカーが走っているのはそのためだ。でも、高速道路でスポイラーが外れかけても、高速を出て停車し、手で押し込めば問題ない。エンジンなどの機関は、20年前のものでも壊れることはない。私も20年以上前の180SXで日本の真夏の炎天下の高速道路を往復で300km以上走行したが、走りは快調そのものだった。ただし、富士山の頂上へ向かうような気圧の低いところを走行すると、エンジンが止まりそうになる。しかし、山を下りればまた元気に走るようになる。

 

 

Aaron GipsonによるPixabayからの画像

JDMの聖地には、JUN Auto worksやNordRing 、SAURUS、SPOONなどたくさんのショップがある。しかし、昔に比べてショップの数は激減した。まさか、この2020年にこのようなJDMブームが到来すると誰が予想しただろうか?実際にこれらの残ったショップは今、潤っているのではと想像する。ヨーロッパのシエラ・コスワースのようなRB26 DETTエンジンを搭載したGT-Rだけが特別なのであって、その他の車はそれほど特別でもない。SPOONは海外でも人気があるが、日本では純正スタイルで運転するのが好まれている。日本は道路も広くないし、国土も狭い。あまりチューニングして速くしても走る所がない。イギリスの有名番組「TOP GEAR」でジェレミー・クラークソンも日本の誰もいない山道でしか全開にできないと話していた。まったく、その通りである。日本では、どんなに高性能な車でもサーキットかそのような山道でしか速く走ることはできない。だから、おそらくイニシャルDや湾岸ミッドナイトのようなアニメが流行したのだろう。実際に彼らは首都高や山道でその腕を日夜、競い合っていたのだ。首都高には、今でもその残りやクルマの撮影を楽しむ人がいるようだが。

 

 

 

Toby ParsonsによるPixabayからの画像

GT-Rは特別なクルマで数も少ないが、Honda TYPE-Rはより庶民的だ。TYPE-Rは、改造をしなくても速い。それはよりスペックの高いMazda RX-8よりも速い。それは、ドライバーをやる気にさせるエンジンサウンドがあるからだ。TYPE Rや他のHONDAのエンジンはとても丈夫なので、オイル交換だけ定期的に行っておけば、130,000 milesは走る。よりエンジンを回した方が調子を長く保つことができる。反対にあまり回さないとトラブルの元にもなる。ホンダのS2000もアメリカで人気がある。よくBMW Z4から乗り換えたという人の話も聞く。私は純粋にエンジンを楽しみたいのなら、BMWストレート6の方がいいと思うが、彼らにはあのエンジンの刺激が好みなのだろう。RX-8のエンジンはどこまでも回るが、それは刺激が足りない。友人が500PSのRX−7(FC3S)を所有していたが、あれは刺激的なクルマだった。その車で全開加速すると、最初はトルクがないのであまり加速しないが、ブーストが機能すると、まるで飛行機のように加速した。Toyota MR2も良い車だ。以前のMRは暴れ馬だったが、オープンのMR-Sは小柄で速い。YOKOHAMA ADVAN NEOVAというタイアを装着すると走りが激変する。このタイアはHONDA S660にも純正装着されている(私は、ホンダは狂っていると感じた)。

 

 

Toby ParsonsによるPixabayからの画像

今のアメリカのJDMカスタムを見ると、日本とはまるで違う、より高度なカスタムが施されている。日本人は基本的にノーマルに近いものを好むので真似しようがない。それでもアメリカのJDMでも日本のJDMでも、この時代の車が一番楽しめるというのは事実だろう。今の車は多くのジャーナリストも言うように、運転している実感が乏しい。路面とドライバーの間には大きな溝がある。今、私が日本のスポーツカーを買うとしたらToyota GT86かMazda MX-5、Honda S660を買うだろう。なぜなら、これらの車は快適で旅行や買い物にも使える車だからだ。





 

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