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ソニーのEV(電気自動車)SONY VISION-Sとは?

https://youtu.be/j1RAdaSFWkM

目次

⦁ SONY Vision-Sとは(What is SONY Vision-S?)

⦁ 技術紹介:ブラックベリー(A Technology introduction: BlackBerry)

⦁ まとめ(Summary)

ソニー VISION-Sとは(What is SONY VISION-S?)

ソニーはCES2020で全く新しい電気自動車のコンセプトカー、SONY VISION-Sを発表しました。このクルマは、CESで最も驚きを持って迎えられました。ソニーはこのクルマを技術とクリエイティブの結晶と語っています。VISION-Sは将来の自動運転を見据えた、安全や快適、エンターテイメント、アダプタビリティの進化が集約された移動空間と謳っています。

安全面では、車体周囲360°を見張り、運転や駐車のアシストなどを行います。それを可能にしたのは、ソニーのカメラ技術やセンサー技術です。これらのカメラやセンサー技術は、現在のクルマでも採用されている車線維持システムや衝突安全技術などでも使われています。

ソニーが得意としているエンターテイメントでは、360リアリティ・オーディオとパノラミック・スクリーンがあります。360リアリティ・オーディオは、没入感のある立体的な音場を実現しています。オーディオはソニーの最も得意とする分野の一つです。VISION-Sは、将来の自動運転に備えて、快適な音楽空間を作り出す試みをしています。パノラミック・スクリーンは、リビングをイメージさせる車内空間の中に、車内幅いっぱいのワイドスクリーンが広がります。ドライバーとパッセンジャーがそれぞれ自在にコンテンツにアクセスできる仕組みになっています。インフォテインメントシステムの要となる、ブラックベリーの技術については、次の項目で説明します。

次に、アダプタビリティです。あらゆるデータと製品が繋がり合う時代、このVISION-Sもネットワークの一端となり、ソフトウェアはネットワークを通じて進化していきます。主要な機能は、「ヴィジョン Sリンク」「パーソナライズド・キャビン」「アップデータブル・システム」の3つです。ヴィジョンSリンクはスマートフォンなどのスマートデバイスで、今いる位置にクルマをタッチひとつで呼び出したり、見ていた地図を車内のパノラミック・スクリーンに表示したり、聴いていた音楽を車内に響かせることができます。パーソナライズド・キャビンは、ドライバーやパッセンジャーの好みの室温や音楽、好みのルートなどを学び、気の利くクルマへと成長していきます。アップデータブル・システムは、5GやクラウドAIを通じて、クルマのソフトウェアが常にアップデートされ、乗り続けるほどにクルマが進化していきます。

VISION-Sの車体プラットフォームはマグナが開発しています。マグナはカナダの自動車部品メーカーです。最近では、日本車のトヨタ・スープラを関連メーカーのマグナ・シュタイヤーが製造しました。マグナ・インターナショナル・グループ全体の部品を集めると、完成車を製造できると言われています。マグナは、ドイツのボッシュや日本のデンソーに次ぐ、世界第3位の自動車部品メーカーです。このVISION-Sはドイツのボッシュとも協力してクルマ作りが進められています。

ソニーVISION-Sのスペックは、全長4,895mm、全幅1,900mm、全高1,450mmとEセグメントクラスのサイズです。エンジンはなく、モーター駆動でフロントとリアに200kWのモーターを搭載しています。0-100km/h加速は4.8sとスポーツカー並みの動力性能を誇ります。最高速度は240km/hです。車体デザインもポルシェのEVセダン、タイカンをイメージさせる未来的なデザインをしています。

技術紹介:ブラックベリー(A Technology introduction: BlackBerry)

ArtificialOGによるPixabayからの画像

ブラックベリーは、企業や政府にIoTのセキュリティソフトウェアやサービス(2016年9月に端末の自社生産から撤退)を提供するカナダの企業です。ブラックベリーはiPhoneよりも前に存在した、スマートフォンの元祖とも言える存在です。ブラックベリー・リミテッドの主な事業は、モバイル端末やそれに伴うネットワークシステムや車載システムに使われる組み込みソフトウェアBlackBerry® QNXの提供です。

ブラックベリーQNXとは(What is BlackBerry QNX?)

ブラックベリーQNXとは、安全認証済みの安全なソフトウェア・プラットフォームです。ブラックベリーQNXは、自動車、医療機器、ロボットなど、複数の業界で信頼されており、安全で信頼性の高いソフトウェア・プラットフォームを提供しています。ブラックベリーQNXは、リアルタイムのUNIX系オペレーティングシステムです。有名なアップル社のMacOSもUNIX系のオペレーティングシステムのグループに入ります。UNIX系OSの特徴は、少ないデータ容量でブラウザを表示できるシステムなどを構築することができ、安定性や信頼性にも優れています。初期のQNXシステムの経緯として、ハーマン・インターナショナルに売却され(ハーマン・インターナショナルはオーディオを専門とする韓国サムスン電子傘下の多国籍企業)、その後、現在のブラックベリーであるリサーチ・イン・モーションへ譲渡されました。

SONY VISION-SのインフォテインメントシステムにはブラックベリーQNXが採用されているようです。すでに車両システムとして多くの実績を残しているブラックベリーQNXを採用したのは必然とも言えます。また、ブラックベリーQNXは話題の5GやクラウドAIとも連携します。また、QNX Platform for Digital Cockpitsは世界初の安全でセキュリティの高い、デジタルコクピット・ソリューションです。これは、各自動車メーカーに提供しています。QNX Platform for Digital Cockpitsは、スマートフォンに続き、この分野でも元祖とも言える存在です。

まとめ(Summary)

https://www.sony.co.jp/SonyInfo/vision-s/gallery.html

ここでは、ソニーの新しい電気自動車VISION-Sを紹介してきました。ソニーVISION-Sは既存の自動車関連メーカーの車体プラットフォームとインフォテインメントシステム、そしてソニーのカメラやセンサー技術、ソフトウェアが融合した全く新しいクルマです。このクルマは、既存のテスラやトヨタとも違い、ソニーの強みを活かした快適で安全なエンターテイメントを楽しめる移動空間としてのモビリティです。このクルマの開発に協力する、大手のサプライヤー達もソニーにとっては心強い存在となります。VISION-Sを見て、これから訪れる5GやクラウドAI時代を見越した技術の見本品ではなく、ソニーがモビリティの分野に強く感心を持っていることが分かりました。このクルマはソニーの得意分野である、エンターテイメント、スマートデバイス、カメラ、各種センサー、オーディオビジュアルを体感でき、かつクルマとしてもしっかりとした作りになっていることからも、それが分かります。ソニーVISION-Sは、テスラやトヨタと並んで今後が楽しみなクルマの一台です。最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

参考URL

https://www.sony.co.jp/SonyInfo/vision-s/

http://blackberry.qnx.com/en/software-solutions/connected-autonomous-vehicles

https://blackberry.qnx.com/en

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hideyuki001

Hi!My name is hideyuki001. I live in tokyo. pardon my broken english. My web site is 「Tokyo Web Writer」. I mainly write articles about IT technology and cars!!

2件のコメント

  1. […] SONY VISION-S […]

  2. […] 先ほど、スタートアップ企業がコンテナ技術やAI、クラウドによりDX企業になっていると言いました。他にも、既存のIT企業がDX企業に変化し、SONYがデジタル・オーディオ企業からEVなどを開発し、トヨタがクルマの製造を外部に委託し、カーシェアや自動運転サービスの展開をしてDX企業を目指しています。このようなDX企業になるには、クラウドとAI、そして5G、IoTなどの技術です。今回は主にクラウドについて説明しました。しかしクラウドについては、あまりにも複雑なので、今回はこれらの技術がDX企業に変化するキーポイントだと知ってもらえればいいです。ソフトの開発が従来の開発環境からコンテナ開発になることによって、開発者もより必要な開発のみに関われるようになり効率が上がります。また、管理者も開発の部分を切り離した運用のみに集中することができます。このように、テクノロジーの効率化が人々をも変化させることが目的のひとつです。このように、DXにはオープン性のあるLinuxやGoogleサービス、そしてIBM Kubernetesが必要不可欠になってくるのです。クラウドプラットフォームやコンテナに関してはあまりに複雑なため、この記事では完璧に説明することができませんが、どうか建設的に受けとってください。最後まで、読んでくれてどうもありがとう。 […]

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